私が2歳の頃の今考えるとありえない話

こちらの記事は古く、現在の当団体の方針とは大きく異なる内容である可能性が高いですのでご注意ください。

物心付くのは3歳からだとよく聞くが、
私は少し早くて丁度2歳の頃から。

 

以下内容は、今考えると普通ではないなと思う点を覚えている範囲内で書いていく。

 

 

 

2歳半頃だったか。

よく家族(父母兄私)4人で母方の祖父母の家に遊びに行っていた。

 

いつもそこではお絵かきをしたり、
TVを観たりお食事をしたりして楽しく過ごしていた。

 

 

たまに来られるお手伝いさんがいたのだが、
ある時お昼寝をしていて、

起きた際に両親、祖父母の気配が感じられず、お手伝いさんの姿しかなかった為、

 

「みんなはどこに行ったの?」

 

と聞くと、私は当時はやんちゃだったのもあり、
(今思うとそお手伝いさんの、やんちゃだった自分に対してのちょっとした意地悪)

 

「圭吾くんが悪い事ばっかりするから置いて家に帰っちゃったよ」

 

と言われ、

 

当時それを真に受けてしまい、それなら探しにいく!と言い、

半ば泣きながら約10kmも離れた実家へ一人で目指した
(当時お手伝いさんも冗談としか捉えなかったそうで聞き流していた)。

 

 

普段車の窓から外を眺めるのが好きで、

景色を写真の様に記憶してたのだと思う。

 

車でしか通らない道、そしてそれを自分の足で歩き、
記憶を頼りに確認しながら進み、または新たな発見しながらの道のり。。

とても心細かったが、反面わくわくしながら歩いていたのを今でも鮮明に覚えている。

 

途中歩くのが辛くなり、タクシーを停めたが、

お金がない以前にお母さんかお父さんかいないなら乗れないよ

と言われ残念に思ったのを覚えている。

 

お金は家に付いたら払う!(親が)と言っても聞いてくれなかった。

 

仕方なくずっと歩き、そんなこんなしていたら家に無事に着く事が出来た。

 

 

しかしそこにも気配は感じられず。


なんとかしてドアノブに手をかけたが開かず。
一体何処に行ってしまったのか、

 

 

途方に暮れてまた泣いて、しばらくしていたら家の前でタクシーが停まり、

なんと祖母が現れ、

 

「何で勝手に一人でこんな所まで来たの!心配したんだよ?!」

 

と怒鳴られ、
また泣いてしまい、

そのままタクシーに乗せられ、結局また祖父母の家に戻る羽目に。

 

するとそこには泣いている母と険しい顔をした父の顔、
そして(叱られて)下を向いて黙っていたお手伝いさんが居た。

 

話を聞くと近くのスーパーで祖父母と両親が買い物をしていただけだったとの事。

それを初めから聞いていれば今回の様なこんな行動は取らずに済んだのかも知れない

(やんちゃでなければ起こらなかったかもと考えると自業自得とも思える気が笑)

 

 

今思えば3歳に満たない自分がよくあんな行動を取れたなぁ〜とつくづく思う。

坂の多い長崎。

アラサーの今の私の体力では

10kmどころか3km歩くのですら厳しいように感じられる。

 

それとよくタクシーも停められたものだ。
持ち合わせがなくても結局は最後に着いてから払えば済むという事も理解していた。

 

 

今考えると自分でもびっくりする、 そんな2歳半の出来事。

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