幸せの貯金
こんにちは、あきです。
皆さんは最近、どんな良い事がありましたか?
どんな素敵な出会いがありましたか?
苦手な人が、笑いかけてくれた! 隣の人が、優しくしてくれた!
そんな些細なことでも、思い出すだけで今日一日、ほっこり幸せな気持ちにしてくれますよね。
でも私は薄情なので、きっと明日にはもう、同じ温度感、同じ空気感で この幸せな気持ちを思い出すことができないでしょう。
物心ついた頃には、自分が人よりも感情に継続性がないことに気がついていました。
瞬間風速的に、落ち込んだり、喜んだりしても、ある一定の期間が過ぎると事実だけが記憶に残り、感情としては「無」になります。
年齢を重ねて、自分の意思で出来ることが増えて、出会う人が増えて、恋をして…
日常生活における感情が複雑になればなるほど、自分の人間味の無さが際立つように感じられました。
正直、マイナスな感情については、引きずらないことでかなり得をしていると思います。
でも、プラスの感情まで無くなってしまうことが、いつからか自分のコンプレックスになりました。
せっかくの相手の優しさを忘れてしまうなんて、すごい冷たい人間だなぁと。
だから、どうにかして自分を冷たい人間にさせないために、幸せな気持ちを風化させずに済む方法を必死に探しました。
そこで辿り着いたのが 「ありがとう日記」 です。
やる事はいたって簡単。 寝る前に、その日一日の感謝を書くだけです。
Aさんが、チョコをくれた。 ありがとう!
Bさんが、心配をして声をかけてくれた。 ありがとう! などなど。
本当に些細なことです。
でもそうやって書き連ねていくことで、全く同じ温度感で思い出すことはできなくとも、 相手への感謝の気持ちを、 自分の字を通じて、少しだけ熱を持って思い出せるようになりました。
あと、これは予期せぬ効果でしたが
Aさんと関係性がこじれそうになっても、日記を見返して 「前にチョコくれたから大目にみてやるか」 と思えたり(笑)
自分に自信が無くなりそうになったとき、過去に受けた沢山の感謝の記録を読み返して 「こんなに助けてもらって今があるんだから、シャキッとしなきゃ!」 と思えたり。
時に人間関係を円滑にしてくれたり、自分の背中を押してくれたりします。
ちょっとめんどくさいけど 自分の薄情さで悩んでいる人。
あまり人を好きになれない人。
今より少しだけ幸せ感を味わえること、間違いなしです。 おためしあれ!